変革を!ロータリーを通じて奉仕(プレゼント)を!
国際ロータリー第2660地区
2015-2016年度ガバナー
立野 純三(たての じゅんぞう)
今年度、第2660地区ガバナーを務めさせていただきます大阪RCの立野です。どうぞよろしくお願い致します。
当地区は伝統と実績を誇る素晴らしい地区です。この地区のガバナーに就任することは身に余る光栄に存じます。
私は地区ガバナーになるべく、国内でのガバナーエレクト研修、そして今年1月にアメリカ・サンディエゴで開催された国際協議会でガバナーエレクトの研修を受け、ガバナーとして準備をして参りました。
さて、今年度のRI会長はスリランカ コロンボRCのK・R・ラビンドラン氏です。ティーバッグを製造する会社のCEOで企業家であり、事業団体の理事やその他のNGOの役員としても活躍され、ロータリーではRIをはじめ地区やRCで様々な要職を歴任してこられました。
2015年国際協議会の初日、RI会長ラビンドラン氏は、テーマ講演においてご自身の思いを情熱的に語られ、本年度のテーマを『Be a gift to the world ~世界へのプレゼントになろう~』とされました。RI会長ラビンドラン氏は講演の中で「社会から享受するだけでなく社会に貢献しましょう。地位や身の上にかかわらず誰でも与えることの出来る何かをもっています。私たちはロータリーを通じて世界にプレゼントをすることで誰かの人生にそして世界に真の変化を起こせるのです。ロータリーは大きな変化の時期、真の変化を成し遂げる時を迎えています」と語られ、重要項目として4つのテーマを掲げておられます。
①ポリオ撲滅
ロータリーはポリオのない未来をプレゼントすることを子供たちに約束をしました。
②会員増強
高い倫理基準と人材の多様性を奨励する職業分類であり、
誠実で専門性をもった会員で構成されているクラブこそ、真のプレゼントです。
③ブランディングの取り組み
ロータリーのイメージを、新しく変える必要があります。
④ロータリー財団
補助金プログラムを実現させているのがロータリアンからの寄付です。ご協力をお願いします。
そこで第2660地区の2015?16年度のガバナー方針を『変革を!ロータリーを通じて奉仕(プレゼント)を!』とさせていただきました。
RIは大きく変化しようとしています。その変化に対応していかなければなりません。我々ロータリアンは、世界、日本、地域のあらゆる問題に積極的に関心を持ち、各種の奉仕を行っていくべきだと思います。そこで7つの具体的事項を掲げさせていただきました。
①ポリオの撲滅
ロータリアン一人ひとりがポリオ撲滅に関心を持ってもらい、機会があればロータリーがポリオ撲滅に取り組んでいることをPRしていただきたいと思います。
②会員増強
変化の時代です。女性会員が入っていないクラブは入会を検討していただきたいと思います。また、若い人達が入会してクラブライフを楽しめる工夫をしていただき、ぜひ会員を 増やし活力溢れるクラブを目指して下さい。
③ロータリー財団
グローバル補助金、地域補助金に取り組んでいるクラブ以外にも、もっと多くのクラブにチャレンジをしていただきたいと思います。これらの補助金の原資はロータリアンの寄付で す。ぜひご協力をお願いします。
④戦略計画委員会
ロータリークラブも企業と同じように中長期の重点方針を決め、実行していただき、魅力ある楽しいクラブに変化をするために、各ロータリークラブに戦略計画委員会を作ってい ただきたいと思います。
⑤地区改革
失われた20年間に当地区のメンバーは約2000名程減少してしまいました。各地区委員会の活動内容を見直し、活動費を削減し健全な地区財政にもっていき、単年度黒字化を目 指します。今後は、地区が主催する事業を減少させます。ロ ータリーはあくまでクラブが主体です。
⑥人材育成
ロータリーの大きな役割は明日のリーダーを育てる事です。青少年奉仕のいろいろなプログラムを通じ、地域社会やロータリークラブの未来を担う才能豊かな人材を育てることが責 務です。
⑦ITの活用
ロータリーも大きく変化し、ITを活用する時代になりました。マイ・ロータリーに登録をしていただき、ロータリーをもっと知って下さい。
最後に、ポール・ハリスは「ロータリーが可能性を実現するためには常に変化し、場合によっては大きな変化をしなければならない」と言っています。皆さんと一緒にクラブ・地区を変革し、素晴らしい未来溢れるクラブ・地区にしてロータリーライフを楽しんで参りましょう。
~ 立野 純三プロフィール ~ | |
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生年月日 | 1947年3月8日 |
勤務先 | 株式会社 ユニオン 代表取締役社長 |
所在地 | 〒550-0015 大阪市西区南堀江2-13-22 |
経歴 | 1970年3月 甲南大学法学部 卒業 |
1970年4月 株式会社 青木建設 | |
1973年4月 株式会社 ユニオン | |
同年7月20日 株式会社 ユニオン 取締役就任 | |
1983年3月1日 株式会社 ユニオン 取締役副社長就任 | |
1988年8月 株式会社 ユニオン 代表取締役副社長就任 | |
1990年3月1日 株式会社 ユニオン 代表取締役社長就任 現在に至る | |
所属クラブ | 大阪ロータリークラブ |
職業分類 | 金物製造 |
ロータリー歴 | 大阪RC入会:1989年7月28日/26年在籍 |
1993年度 ローターアクト委員会委員長 | |
1996年度 クラブ幹事 | |
2004年度 プログラム委員会委員長 | |
2005年度 ロータリー財団委員会委員長・理事 | |
2008年度 社会奉仕委員会委員長・理事 | |
2010年度 会員増強委員会委員長 | |
2013年度 会長 | |
第2660地区 | 1994年度 地区ローターアクト委員 |
1995年度 地区ローターアクト委員 | |
2001年度 地区代表幹事 | |
その他 | マルチプル・ポール・ハリス・フェロー |
ベネファクター | |
メジャードナー | |
米山功労者(メジャードナー) |