2012年度大阪阿倍野RC社会奉仕基金№.1

■ 大阪阿倍野ロータリークラブ社会奉仕基金について
2011年7月に大阪阿倍野ロータリークラブ、大阪住之江ロータリークラブ、大阪住吉ロータリークラブの3つのロータリークラブが合併して大阪帝塚山ロータリークラブが成立しました。
大阪帝塚山ロータリークラブ会員は、日々、ロータリークラブを通じて社会奉仕活動を行っています。その奉仕活動の一環として、旧大阪阿倍野ロータリークラブ会員が拠出した資金で基金を設け、10年間に渡り社会奉仕活動を助成することになりました。

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平成24年 大阪帝塚山ロータリークラブの
大阪阿倍野ロータリークラブ社会奉仕基金事業報告書
事業報告書№.1[社会福祉法人聖森会はたのさと]

社会福祉法人聖森会
はたのさと所長   南森 千

平成24年度大阪阿倍野ロータリークラブ社会奉仕基金の助成を得まして、
SAORI60BX 95,000円を3台購入させていただきました。

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大きな箱が届きみんな大喜びでさっそく新品の織り機を出し、
セッティングして記念写真を撮りました。

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さをり織りの生産に携わる利用者は15名で、10台の織り機をローテーションで使用している現状にありましたが、今回新しい織り機を購入させて頂ける事となり、利用者の待ち時間が短縮され、作業効率も上がりました。

新しい織り機を導入させて頂き総売り上げ20%アップの目標を掲げて取り組んでまいりましたが、残念ながらその目標を24年度中に達成することはできませんでした。引き続き総売り上げ20%アップの目標を掲げ、障がい者の働く意欲の向上と自立に向けて支援を充実させていきたいと思います。

今後の課題といたしましては、障がい者が生産した反物をより多く効率的に製品化し、販路を広げていく事にあります。そのためには販売店舗「かきのたね」や現在商品を取り扱っていただいているショップに加えて、ホームページを更新しより多くの方々にはたのさとの製品をアピールして、ネット販売も実行していきたいと考えています。

新しい織り機が増えて約半年が経ち、刺繍や軽作業で織り機待ちをする時間が大幅に短縮され、利用者の意欲はより膨らんでいます。その気持ちに応えられるよう支援者一同一層努力をしてまいりたいと思います。本当にありがとうございました。