第18回日本語スピーチコンテストご報告
大阪東ロータリークラブ
青少年活動委員会 委員長
去る9/26(木) 、大阪国際交流センターにて当クラブ主催の大阪日本語教育センター留学生による「第18回日本語スピーチコンテスト」を天王寺区区長、地域の幼稚園・小中学校の関係者、応援の留学生、当クラブメンバー、RACメンバーなど総勢119名の方々にご参加いただき、開催しました。
スピーカーの留学生は学内で選抜された6カ国10名で初級(3名)・中級(3名)・上級(4名)に分かれ、それぞれ「日本語の発音・発声」「表現力」「テーマ内容」などを審査し、コンテストを行いました。長い人でも1年足らず、短い人はこの4月に日本に来たばかりにもかかわらずその日本語力のレベルは高く、また、テーマの設定も社会問題から日本との文化の違いなど非常に深いものがあり、まさに甲乙つけがたいというのが審査員を始め皆さんの感想でした。
結果、優秀賞は初級 クルボノヴ・ウルグベクさん(タジキスタン)「考えないで感じよう」、中級 ヘン・ブレンドンさん(カンボジア)「カンボジアの地雷問題」、上級 チョウ舒波さん(中国)「人生最高の四年間」となりました。
終了後、コンテスト会場隣のフロンティアクラブにて、スピーカーの留学生と当クラブメンバー、RACメンバーによる懇親会を行い、さらに留学生との交流が深まりました。
大阪日本語教育センターの先生方の話によると年々日本へ来る留学生の数が減っているとのこと。また、新聞報道などでも日本から海外へ留学する学生が減っているとのこと。ますます国際化する社会において日本の存在感を示すためにも若者がもっと海外へ目を向けるきっかけ作りなればと思いますので皆様のご支援をお願いいたします。