人道的国際奉仕@カンボジアとタイ

茨木西ロータリークラブでは、当地区第1号グローバル補助金活動の為、カンボジアの首都プノンペンから車で約4時間のコンポンセイラ郡にあるグラフィス診療所を訪れました。 一日目はリハビリ病棟の完成式で、集まった100人余りの地域住民にお米と調味料を配布、また当クラブの会員が手品を披露し楽しんでもらうというイベントを開催しました。2日目は日本から同行して頂いた直前パストガバナーで医師でもある福家先生と外科医で救急医療のエキスパートであるドクター(福家直前ガバナーの御子息)が共に患者の診療、贈呈した医療機器の調整、補助金で完成したリハビリプールでの患者ケアーなどを実施すると共に、我々会員は水中リハビリ用のスーツの作成にあたるなどボランティア活動も併せて行いました。 3日目には、プノンペン市内の国立病院と日本から進出されたリハビリ専門診療所を訪問しました。 クメール・ソヴィエト国立病院では、医療従事者の技術と知識レベル、設備や衛生管理に多くの問題が見られ、今後も「疾病予防と治療」の分野で継続的支援の必要性を強く感じました。 過去のマッチング・グラントとは違い、我々会員自ら深く活動に関わらなければならない財団補助金活動は、今まで以上に受益社会に多大なる恩恵をもたらすことができますが、一方ロータリアンの時間と労力が必要とされ、多くの課題も見えてきた現地訪問であったと思います。

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Volunteer Dr. visits local hospital

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアでの活動を終え、タイのパッタニー県にも日本中古自転車の寄贈式参加の為参りました。 この日本放置自転車を利用した現地への贈呈は、当地区だけではなく多くの日本のクラブがホストを努めてきました。 当クラブにとっても2度目になりますが、今までの活動と大きく違う点は寄贈先であります。 パッタニー県はタイ深南部に位置し、イスラム教徒によるテロが多発している地域であり、貧しい人々にほとんど支援の手が届かない場所です。 今回は、タイ国空軍とロータリーが協力して、約800台もの自転車を現地の子供達に寄贈致しました。 当日は、バンコクから軍用機で現地に行き、タイ空軍が数日前より現地の安全確保に種々手配下さった結果、無事贈呈式を終了しバンコクに戻りましたが、帰り機内でパッタニー県内で贈呈式の時間帯に大きな爆弾事件が発生、多数の死傷者が出たことを知りびっくり致しました。 奉仕活動だからといって余り危険な地域に足を踏み入れるのは望ましくないと思いますが、件の地の貧しい学生達に自転車を届けられたことは大きな喜びでもありました。IMG_1844

タイ国パッタニー県の子供達と寄贈自転車IMG_1807