カテゴリ:地区内クラブの活動

豊岡高校の教育綱領とロータリーの四つのテスト 豊中RC 畑田耕一

6月6日、SSH(Super Science High School)の運営委員会出席と高分子科学の出前授業のために、兵庫県豊岡市の県立豊岡高校を訪れた。丁度、田植えの終わったばかりの田園風景を楽しみながらの2時間あまりの旅であった。予定の時刻よりかなり早く着いたので、昭和41年9月に創立70周年記念事業の一つとして建てられたというお茶室を見せていただいた後、本館に入ろうとして、ふと、入り口横に建てられた「教育綱領」という石の碑に目が留まった。そこには「真理、正義、敬愛、自律、実践」という語がきれいに刻まれていた。この綱領が、どのような経緯で決められたかは定かではないが、その内容・精神はロータリーの四つのテストに極めてよく似ている。ここから先の詳細は、是非とも下記のURLをクリックしてお読みください!!!
http://culture-h.jp/hatadake-katsuyo/KyoikuKoryoToYottsuNoTesuto.pdf

市立西宮高校での出前授業「聞いて見て触るおもしろ化学」 豊中RC 畑田耕一

XYZ_8855-2???2014年4月23日市立西宮高校理数科1年生に物質の状態・性質・機能を分子の立場から考える授業をしました。お話しは、物質を作っている目に見えない小さな粒子である分子の概念から始めて、分子の大きさ(分子量)が大きくなるにつれて、それが形作っている物質の状態・性質はどう変わるのかを、炭素と水素から出来ている分子を例としてメタンから流動パラフィン、固形パラフィン、ポリエチレン、超高分子量ポリエチレンなどの実物を見せながら説明し、分子量が大きくなると物質の強度が大きくなることと、その理由は長い分子の絡み合いによるものであることを生徒たちに納得してもらいました。超高分子ポリエチレンで作ったポリエチレンの紐の引張り強さには皆目を見張りました。

 このようにして分子の概念をきっちりと説明し、物質は多くの分子が集まって出来ていることを話した上で、50mlの水と50mlのエタノールを混ぜると100mlにはならず96mlになることを実験で確かめさせると、生徒はただ驚くだけではなく、異分子の混合はどのように起こっているのかを自分で考えることが出来るようになります。中学時代に習った密度の大小が分子の質量だけではなく、その集まり方にも影響されていることも自分で容易に思いつきます。

 同じ水の分子で出来ている物質でも気体の水蒸気、液体の水、固体の氷の三つの状態があります。この3態は水分子の集まり方だけでなく分子の運動の仕方の影響も受けています。さらに、水の3態の性質変化が水分子の運動性だけではなく水分子の形、すなわち二つの水素原子が一つの酸素原子に結合した折れ曲がり構造の分子であることも教えれば、固体の氷が液体の水に浮くこと、すなわち水の密度が4℃で最高になり、固体の氷が液体の水に浮く理由も生徒から引き出すことが出来ました。ここで、水が氷になる変化は「温度が下がって水の運動性が落ちて起こる」のではなくて、「水の運動性が落ちたから温度が下がる」のだという温度の本質を教えることを話すのを忘れないようにしております。

 このようにして分子の本質を生徒に質問して意見を聞き、それに対してこちらも意見を言ったり別の質問をしたりという、所謂「双方向的」に授業を行うと、生徒は次第に分子のことだけではなく、物事の本質を理解しようと努める習慣を身に付けていくのが分かります。2時間の間に生徒が随分変わるのです。このような習慣を身に付けた生徒に対して、ゴムの性質は、ゴム分子の移動に関わる運動性ではなく、ゴムという特殊な構造の高分子の局所の運動性によって決まっていることを生徒に理解してもらうのはそんなに難しいことではなくなります。高温で柔らかくなったポリマーをある形にしてそのままの形で冷やしたものを、再び高温にすると最初の形に戻るという形状記憶ポリマーの実験も単に面白いだけの手品ではなくなるし、錘をつるしたゴム紐に熱湯をかけると伸びるか縮むかという難しい質問にもかなりの生徒が正しい答えを想定できて、その後の実験で自分の考えの正しさを感動と喜びをもって確かめることが出来ました。このような授業では生徒は何を聞いてもすぐに応えてくれます。それが私にも楽しいのです。私にとっても感動と喜びに満ちた2時間でした。

千里RC 職業奉仕と親睦のコラボ

“情報集会をより有意義に!”

“弁当を食べながら映画鑑賞会”“オーケストラの練習風景見学の後会食”

いずれも職業奉仕,親睦委員長が企画、実行しました。

 

TV中継車

TV中継車

免震渡り廊下

免震渡り廊下

社員用バーにて

社員用バーにて

今回は放送局の新館を見学し、OBへの恩恵で社員用バーを借り切って飲み食い、談笑する情報集会を楽しむことが出来ました。

2014年5月22日 開業医会員の参加を考慮して、集合は木曜日の午後5時20分。

“本館、新館を空中で結ぶ廊下には、ビル双方の地震の揺れ幅を調整するよう飛行場のボーディングゲートに似た装置が施されている”との説明に、建設会社の会員は興味深々の様子。

社員バーは13階で夜景が素晴らしく、会費も想定外に安く上がり「次年度も実施して」との声も・・・

テラス③

テラスにて①

テラスにて

テラスにて②

テラスにて

テラスにて③

スタジオ①

スタジオにて①

スタジオ②

スタジオにて②

スタジオにて③

スタジオにて③

「スリランカ義足装着プロジェクト」報告

大阪東ロータリークラブ 国際社会奉仕委員会  委員長 中平 公士

大阪東ロータリークラブ国際奉仕基金事業の一つである「スリランカ義足装着プロジェクト」について経過を簡単に報告します。

スリランカ・キャンデイRCとの「スリランカ義足装着プロジェクト」へ大阪東ロータリークラブ国際奉仕基金から$3000と、FVP12~13年度に申請し認可された地区補助金$3000合計$6000(国際奉仕基金301,806円、地区補助金299,871円合計601,780円)を理事会承認後の2013年10月18日にキャンディRCに送金しました。これに基づきキャンディRCと現地のハンディキャップ支援センターがニーズを調査した結果、24名の義足(24義足)と15名の車椅子(15台の車椅子)となり、2014年2月28日支援をうける39名に贈呈されました。支援をうけた39名のリストと義足を使用する24名、車椅子の15名の写真が2014年3月25日ロータリー財団委員会の藤村委員長にメールで送られてきました。これを見ますと義足と車椅子の贈呈式には参加出来ませんでしたが、支援を受けた39名のリストと義足を装着した24名、車椅子を利用する15名の写真から、義足と車椅子が間違いなく提供された事が確認出来ました。また、この内容に加えて送られてきたメールの添付資料を添えて、RI2660地区補助金最終報告書を地区補助金小委員会に提出しました。これをもって大阪東ロータリークラブの皆様からの国際奉仕基金による「スリランカ義足装着プロジェクト」は完結する事になりました。

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第13回医学部に進学を志望する高校生の病院見学会

2014年3月25日(火)・26日(水)の2日間、大阪本町ロータリークラブからの継続事業として、「第13回医学部に進学を志望する高校生の病院見学会」を開催いたしました。

この見学会のきっかけは2002年に当時大阪府立成人病センターの院長をされておられました今岡 真義先生(現在、当クラブの名誉会員)が本町RCの職業奉仕委員長に就かれ時の卓話に会員が賛同し始まったプロジェクトです。

今年は、大阪府下の24校に案内をし、高校2年生18名の参加となりました。

終了後実施したアンケートでは、全員が病院見学会について①得るものがあった②将来に役に立つ③厳しい仕事と思う④格好良い、誇りに出来る仕事だ⑤今後も見学会を続けた方が良いと答えてくれました。

また、患者を治す為にこんなにたくさんの専門家が協力しているのがわかった。謙虚で思いやりのある医者になりたいなどと書いてありました。

来年度も引き続き、病院のご協力を得て実施したいと思っております。

卓話②

 

卓話①