2013-2014年度のグローバルグラントであるカンボジアICU医療機器贈呈プロジェクトの記念式典が8月25日(月)9:00amシムリアップ州立病院で開催され、国際パートナーの幹事役の大阪フレンドRCから栗原直前会長、兼昨年度地区国際奉仕委員長ご夫婦と日本人3名で出席してまいりました。 プロジェクト総額US$143,624(約1,400万円)の大型プロジェクトで、日本脳炎ワクチンプロジェクト(約500万円)、2年にわたる人工透析機寄贈プロジェクト(約1,000万円)と4回目のカンボジア・プロジェクトとなりました。 人工透析機寄贈プロジェクト記念式典の際、婦人科病棟移転に伴う空きのスペースに当時ICU部屋は1床しかなかったものを、ICU病棟にしたいと言う現地シムリアップ州保険局長からの話をお伺いし、アンコールRCアナ会長、ダイナミック社ホック部長、シムリアップ州保険局長Dr.クロス、栗原直前会長を中心に具体化していったものです。 2660地区のDDF(補助金)約US$40,000、3520地区(台湾) DDF US$10,000、2530地区(福島) DDF US$10,000
と大阪フレンド、高槻、高槻東、大阪アーバン、大阪城北、須賀川、台北南徳の7クラブの共同事業として、酸素吸入器10台、心電図10台、電気ショック機2台、人工呼吸器2台、吸引機10台、移動式レントゲン装置2台、エコー装置2台、ICUベッド2台を寄贈しました。 約200名の式典参加者の前に座り式典が壮大に開催されました。 カンボジアの病院での死亡率トップは、交通事故が原因です。 既に稼動し始めているICU病棟の見学も特別に許可を頂き、見学することができましたが、まだまだベッドが足りなく、床で寝ている患者さんがいたり、ひどい火傷の患者さんを見たり、我々の今回のプロジェクトはカンボジアの人たちの命を直接的に助けられていると言う体感することができ、また大変な感謝をされていることも実感できました。 カンボジア国民の45%は年間所得US$400以下(1日US$1以下)の貧困層で、当然医療費を払えるわけもなく、亡くなっていく人たちが多い中、こういった公的な病院で一人でも多くのカンボジアの人たちの一時的にでも命を助けられる事業ができたことは、誇りに感じました。 これは各クラブを始め、高槻東のメンバーの皆様のご協力、ご理解の賜物であると感謝しております。 今年度のGGは、台湾南徳RCからの提案で台湾を中心とした11地区DDFを使う総額US$500,000(約5,000万円)の壮大な台湾肝臓病撲滅キャンペーンに参加しますが、この4年間築き上げたアンコールRC、ダイナミック社、シムリアップ州保険局長と太いパイプは、地区国際奉仕委員会を通じ、地区内クラブに紹介していき、色々なGGで継続していけるよう進めて行きたいと考えております。
現地メディアにも下記の通り、取り上げられました。
カンボジア新聞記事: ?http://www.akp.gov.kh/?p=50139
カンボジアTV:https://www.youtube.com/watch?v=0YSXcyRO3Ys&feature=youtu.be
カンボジアTV:https://www.youtube.com/watch?v=TytQTMZTHro&list=UU5MVzlBYUQWtPMHBGOvBlHg
写真: https://www.facebook.com/anna.angkorking/media_set?set=a.10152648569793769.1073741831.654973768&type=1&comment_id=10152651751348769&offset=0&total_comments=8¬if_t=photo_album_comment