カテゴリ:青少年奉仕活動

千里RC ベトナムグリーンサマー活動への支援の報告

千里RCでは40周年記念行事の一つとしてベトナム児童・生徒の識字率向上活動の一環として

グリーンサマー活動を支援しています。2013-14年度は昨年度に引き続いて20万円を寄付して夏休み中の補習授業の実施を支援し、皆出席や成績優秀な児童・生徒への賞品や学用品の購入にあてました。補習授業はホーチミン市工業大学の学生がボランティアとして行っています。単なる奉仕活動のみならず、学生自身の資質向上のためにも同大学の理事長が力を入れています。

補習授業は715日~815日まで行われましたが、千里RCの矢橋弘嗣と稲邑清也、D2660前米山委員長の磯田郁子が81日から83日にベトナムに出張し、表彰式に出席してきました。

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201382日 訪問した二つの小学校の内最初の学校の校門で。左から順にホーチミン市工業大学の職員、米山奨学生だったナム君(ホーチミン市工業大学副学部長)、D2660前米山委員長の磯田郁子氏、千里RCの矢橋弘嗣氏で本プロジェクトの発案者、千里RCの稲邑清也(ナム君のカウンセラーを務め、前国際奉仕委員会委員長、右端はグリーンサマープロジェクトの責任者でホーチミン市工業大学の職員。
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201382日最初に訪問した小学校に集まった生徒達。

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二つ目の学校に集まった児童達。周りを父兄達が取り囲んでいる。向こう側の机に向かっている人達の左端が磯田郁子氏。

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表彰されるべく呼ばれて壇上に上がった児童達。後ろの垂れ幕の下の方には写ってはいないがロータリーインターナショナルのロゴが印刷されていた。

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表彰式が終わった後、全生徒に参加賞が配られた。井上PGと稲邑が一人一人の生徒に手渡している。

2013-2014年度少年少女ニコニコキャンプ

 8月2日から4日の2泊3日地区行事ニコニコキャンプのホストを務め、無事終了しました。引率児童76名、リーダーを務めるローターアクトやライラなどの青少年が約70名、引率するロータリアンが約15名、その他日帰りのロータリアンなども含めると総勢170名前後の人がニコニコキャンプに携わってくださいました。お天気に恵まれ、最近話題のゲリラ豪雨も無く、また気温もさほど高くなく心配しておりました熱中症になる子供はおりませんでした。

 会場の紀泉わいわい村は古民家を移築した施設で、宿泊するところは冷蔵庫もテレビも無く有るのは、五右衛門風呂・へっつい・土間・囲炉裏端と日本昔話に出て来るような施設でした。また敷地内に小川がながれ、小魚や沢蟹、カエル、ヤモリなど様々な水生動物がおり、昼はセミやトンボ、カナブン、おまけにスズメバチも飛び回り、夕方はヒグラシが鳴き、そして夜は満点の星空を眺め、のどかな里山体験を満喫しました。

 初日は夕食にカレーを作り、五右衛門風呂で入浴。2日目の朝はへっついを使って朝ごはん作り、お昼ご飯の後は自然体験・川遊び、夕食にBBQをして夜はキャンプファイヤー。3日目はスイカ割りをしたり、木の枝を使って写真立てを工作。あっという間の3日間でした。

 始めは大人しくしていた子供たちもすぐ、お互いが友達になり活き活きと自然の中を駆けまわり、楽しかったと言ってくれた事に大変満足をしております。

 末尾になりましたがご協力いただきました皆様に感謝申し上げます

 

国際ロータリー2660地区

2013-2014ニコニコキャンプ

実行委員長 清水雄一郎

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千里ロータリー40周年記念 オープンクラブ開催

010今年の6月は、千里ロータリークラブが1973年6月12日に結成されてから40周年目に当たります。それを記念いたしまして、どのような行事を行うか会員一同知恵を絞ってまいりましたが、その結果、毎週火曜日に開いている例会を発展させて外の皆様にもご参加いただき、ロータリークラブの一端をお知りいただくと共に、ゲストの中でお願いした方々に話題も提供していただくというオープン例会を、5月14日から4週間開催いたしました。

0085月14日 浅田 稔 先生

大阪大学大学院工学研究科教授

「赤ちゃんの発達から学ぶロボットのココロの育み」

0075月21日 射場 英起 先生

トヨタ自動車株式会社 電池研究部長

「夢の次世代カー技術の最先端-サスティナブルモビリティと革新電池とのつながり-」

0065月28日 河田 惠昭 先生

関西大学社会安全学部教授

「南海トラフ巨大地震による大阪の被害」

0026月4日 大阪大学 留学生の皆さん

(ドイツ・中国・マダガスカルからの)留学生の提案・意見に共に学ぶ

「日本・日本社会に提案したいこと」

0016月4日のオープン例会に、ご参加くださいました【関西大学RAC】の皆さん

豊中ロータリークラブの出前授業と職場体験学習

小学校での高分子科学の出前授業

小学校での高分子科学の出前授業

豊中ロータリークラブ(RC)では、1999年2月に海外からの留学生、留学経験のある日本の青年とロータリークラブ会員が集まって、青少年交換フォーラムを始めました。その折の話題は、日常生活における文化、習慣の違いから日本の教育問題にまで及びました。その後、フォーラムでの話題は次第に教育関係のものが多くなり、現在は教育フォーラムと名称を変えて、留学生を含む若者とロータリアンが教育問題を語り合う場となっています。

2001年のフォーラム「世界の教育・日本の教育」の終了後、議論ばかりでなくその結果を踏まえた教育関係の実践活動をしてはという声が出て、当時その必要性が叫ばれていた初等・中等教育への出前授業を、豊中市内の小学校、中学校を中心に、豊中市教育委員会の支援を得て始めることになりました。このように、豊中RCの出前授業は教育フォーラムの実績と経験の上に立って発足したもので、理論と実践が車の両輪のごとくに機能しあうロータリーの奉仕の理想に叶った奉仕活動の一つです。2001年~2010年の間に小学校121校、中学校94校、高等学校7校で出前授業を行ってきました。

本年度は高校2校、中学校9校、小学校6校において、当クラブ会員6名、外部講師2名が担当して、計24回の出前授業を行いました。内容は、例年通り、自然、人文、社会科学から芸術・芸能にいたる極めて多彩なものでしたが、中でも産婦人科医による「思春期のケアー(避妊を中心に)」と「さわってみよう!能の世界!」は希望が多く、それぞれ6つの中学校と5つの小・中学校で授業を行いました。また、高等学校での四つのテスト(※)の話を含めた「科学・道徳・音楽・自然のつながり」も好評でした。この報告は、「高等学校での双方向授業の試み」として、インターネット上でご覧いただけます。

http://culture-h.jp/hatadake-katsuyo/ed-sohhokoh-jyugyo.pdf

また、文部科学省の初等・中等教育におけるキャリア教育推進の取り組みに呼応して、豊中市立中学校2年生の生徒を会員の経営または所属するホテル、スポーツジム、市立病院、お寺などに3~5名程度を職場体験学習の実習生として受け入れています。今後、職場体験学習を出前授業と組み合わせて、両者の教育効果を上げることを考えています。

※四つのテスト
ロータリークラブ会員の行動の規準。会員は以下の規準に照らして行動することが求められる。
1.真実かどうか?
2.みんなに公平か?
3.好意と友情を深めるか?
4.みんなのためになるかどうか?

参考:豊中ロータリークラブの出前授業についての報告
http://www.sun-inet.or.jp/~jtrc2660/DemaeLesson.pdf