カテゴリ:国際奉仕活動

高雄市朝陽RCと友好クラブ締結

2014年3月1日(土)、RI第3510地区の高雄市朝陽ロータリークラブの10周年式典に出席し、友好クラブの締結調印式を行いました。当クラブからは岡田会長ご夫妻をはじめ12名が出席いたしました。

調印式

高雄朝陽RCとの友好締結書【日本語】

フィリピンでのマングローブ植樹

3月7日から9日まで、FVP(未来の夢計画)をすすめるため、高士会長、木越会員、林会員と私の四名でフィリピンに行ってきました。7日はケソン市にあるコスモポリタン・クバオRCの例会に出席し、友好クラブの締結と親交を深めました。

また翌日、8日には車で約3時間かけてバターン州のバランガ沿岸部まで移動しマングローブの植樹を行いました。

潮の引いた午前中に、地元のボランティアあわせて約50人と1000本のマングローブの苗を植えました。

 

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マングローブは成長すると10mほどの高さになり高波や津波から人を守る緑の防波堤となります。

またマングローブ林は潮の影響を受ける浅瀬にあり、有機物が溜まりやすいのでプランクトン、カニ、エビ、貝類などが住みやすく、それらを餌とする魚や鳥、哺乳類も数多く集まります。このため、海の生き物を育む「命のゆりかご」とも呼ばれています。ただ最近は沿岸部開発によって急速に減少を続けており、マングローブ林の回復はどの地域においても重要な課題となっています。

当日は市長も参加され、地元の方と共に非常に感謝していただきました。

今後このプロジェクトで地区補助金を申請してさらに役立てたいと考えています。これからもご協力よろしくお願いします。?    (国際奉仕委員会? 井上佳昭)?__ 2

Education and Four-Way Test of Rotary Koichi Hatada(Toyonaka RC)

Education and The Four-Way Test of Rotary
Koichi Hatada Professor Emeritus, Osaka University

When I was teaching at Osaka university in 1975, I began, prompted by chance, to extend my lecturing service to senior high schools to teach high polymer chemistry, and as time went on, those schools came to cover elementary schools and junior high schools. Since I became a member of the Rotary Club in 1996, I also found it part of my social service as a Rotarian to offer my lecture to various schools. Since 2007, when I ceased to engage in teaching and research by profession, I have devoted myself to offer my lecturing service as part of social service as a Rotarian. These days, I have extended the topic of my lecture beyond my specialized field of polymer science to include such subjects as “My thoughts during and after the World War Ⅱ”, “Ingenious ideas in ancient Japanese wooden houses,” “Thoughts about moral,” and “How to make the aging society thrive with fewer children.” On such occasions, I have come to realize that the Rotary’s Four-Way Test in a question-and-answer form serves as a good teaching material and offer various hints from educational and learning standpoints when I tell children about science and moral. So I would like to discuss several related subjects here.

Please read the rest of the story from the following URL.

http://culture-h.jp/hatadake-katsuyo/Bun62-E10EducationAndTheFourWayTestOfRotary.pdf

グローバル補助金(人道奉仕)第一号 カンボジア

 

患者待合室

診察を待つ患者の皆様

脊髄損傷患者の子供

脊髄を交通事故で損傷した患者から生まれた女の子

救急車両1

日本から寄付された救急車両

GHC外観

プロジェクトの実施場所、グラフィス診療所

茨木西ロータリークラブは、カンボジアでリハビリ施設の増築と、現地理学療法士の育成を目的としたグローバル補助金プロジェクトを昨年4月に申請、8月に承認を受け、10月には補助金約110,000ドルを受領、現在活動中です。 これは、財団の新補助金制度が全世界で導入された今年度、日本第一号の承認プロジェクトとなりました。
カンボジアはその経済発展に伴い、交通事故が激増しています。先進国ならリハビリにより社会復帰可能な患者が、理学療法士はもとよりリハビリという治療概念が定着していない現在のカンボジアの医療水準では、患者が寝たきりあるいは身障者として一生貧困家庭の負担になって行く事が多く、リハビリ施設の整備と理学療法士の育成が火急の課題です。 当該プロジェクトでは、現地で貧困患者のために設立され、医療サービスや救急医療を提供する診療所において、リハビリ施設の増築を行っています。 
新しいリハビリ施設の開所で富裕層の患者を取り込むことが可能となれば、診療所が経済的自立を果たし、今後も長期にわたり貧困層の患者への医療提供を実現することができます。 
またボランティア旅行者として日本から整形外科医を派遣、現地で理学療法士を育成することにより、交通事故被害者の社会復帰を促す事ができます。 さらに、理学療法の受講生は、カンボジア国立病院/公立病院より派遣されてきますので、理学療法の技術が国内医療機関へ波及すると同時に、カンボジアにおけるリハビリ治療の定着が期待されています。 プロジェクトの成果が受益社会の手によって、継続されていく活動です。

フィリピン台風災害支援

去年11月に発生した台風30号(YOLANDA)は、フィリピンのレイテ、サマール地方に大きな災害をもたらし、290万人以上が被災し、多くの方の命が失われました。当委員会としても何とか直接現地に支援することが出来ないかと考え、現地に行くフィリピン人を通じて懐中電灯200個をサマール及びタクロバン地方に送りました。

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懐中電灯は直接一軒一軒配られ、先日現地の責任者よりお礼状が届けられました。

 

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現地への支援物資や支援金はまともに被災者に手渡ることが少ないようで日本では考えられません。

この事業は現地のコスモポリタンクバオRCと共同支援として行い、大阪リバーサイドRCからも資金の提供をいただいております。現地はまだ電気がきていないところが多く今回のような資金面だけではなく、見える形で支援できたことは大きな成果であったと思っています。

??? ( 大阪西ロータリークラブ FVP特別委員会? 木越正司)