国際ロータリー第2660地区 2024-2025年度(テスト)

活動報告

能登半島地震「1人の避難所にも温かな出来立ての食事を提供する!」~”絆”キッチンカー(大阪中央RC)

2024年04月22日 (月)

 中規模避難所と1人、5人、20人の小規模の避難所にもバイクで出来立ての温かな食事とフレッシュな出来立てスイーツを届けるプロジェクト。ラーメン300食、タコライス350食、デザート300食を提供した。

 1月19日に支援物資を能登半島の柳田体育館へ搬送したときに、断水箇所が多く、調理ができないことから作りたての温かな食事が食べたいとの声を聞き、キッチンカーで被災地にいき、食の立場からメンタルヘルスの向上に貢献し、人道的支援に取り組む臨時の地区補助金を活用して、絆プロジェクト第二弾”絆“キッチンにすることが決まった。
能都町役場の方に実際に避難所に足を運んで洗い出しをしてもらったら、1名、5名、20名の小規模避難所の方々は炊き出しを食べられていないということ、小規模避難所の方々を合計すると80名近くおられるということがわかった。

 中規模避難所(150名)である柳田小学校を起点として、車で30分かかる鵜川小学校(80食)へ車でデリバリーを行い、また1~5名、20名といった小規模避難所へ道が整備されていない中、届ける方法は、デリバリーバイク1台とEVバイク1台を大阪からトラックで運んで、Ubereatsのような形態で合計8箇所の避難所に、荒川会長と大代副会長が届けることとなりました。

 避難所の方々のリクエストより具沢山のとんこつラーメン、タコライス。14日になり19日が20度近くの気温になることがわかり、生野菜を使ったタコライスは衛生面を考えて改変も行なった。
出来立てスイーツの希望が被災者の方々から上がってくる中、大阪そねざきRCの皆様、大阪中央RCの友好クラブであるジョグジャカルタのマリボロRCの皆様も支援をしてくださることになり、被災者の方々からのリクエストに応える形でいちごミルクジュースや、ロータリーのロゴケーキも提供できた。

 2月18日13時前に大阪を出発して、18時金沢着、19日5時に金沢発、8時に柳田小学校着。キッチンカーで料理を振る舞い、デリバリーして、15時に柳田小学校を出発し、23時に大阪に到着した。大阪中央ロータリークラブや関係者16名が参加した。

 2月19日8時に柳田小学校に到着すると、能都RCの会長、幹事、会員の皆様が迎えてくださり、設置から撤収までのサポートだけでなく、中規模の避難所である鵜川小学校、と小規模の避難所8箇所の先導サポートもしてくださった。
デリバリーは合計151名、デリバリーバイクとEVバイク走行距離約140キロで、合計提供数はラーメン300食、タコライス350食、スイーツ300食