能登半島地震、握手ができる距離で”力”をつなごう~絆プロジェクト(大阪中央RC)
2024年04月22日 (月)
世界を変える行動人として、能都RCと連携し、1月19日、能登半島地震の被災地へ緊急支援物資5.5トンを、大阪中央RC会員たちがトラックで搬送しました。
2024年1月1日に起きた令和6年能登半島地震の被災地を復興する一助となることを目的とし、被災地にある能都RCと連携して、地域の方々が希望する支援物資を調査し、調査に基づいた支援物資(5.5トン)を調達し、会員自ら3.5トントラック、ワゴン車2台を運転して、能都半島の柳田体育館に支援物資を届けました。
経緯、2024年1月1日午後4時10分石川県能登半島で最大震度7の地震発生直後から、大阪中央RCの荒川会長自ら、第2610地区のロータリークラブの皆様を含めて石川県や能登町役場、富山県庁危機管理局や富山のRC等広範囲にわたって、メールやSNSを駆使しながら情報を収集しました。大阪中央RCの姉妹クラブである台北圓山RC、友好クラブのマリオボロRCから次々と心配する連絡が入りました。会員同士も情報収集の連絡先を調べて、荒川会長に集約して返信を待ち、自クラブでの支援の内容を検討していると、9日には台北圓山RCから多額の支援金を用意してくださった連絡も入るそんな中、能都RCの会長と12日に連絡がつきました。
能都RCの会長自身も被災されている中、自クラブの会員と情報を共有し、地域の方の希望を調査し、能登町役場等の自治体とも繋げてくださいました。そこで集められた情報を元に、支援物資を調達して、握手のできる距離で”力”をつなごうと大阪中央RCの会員自ら、現地に運ぶこととなりました。11日の初例会では、すぐに物資調達ができるように会員たちが寄付して、5.5トン分の支援物資を購入できました。18日の夕方に出発し、19日陥没する道路を越えながら無事に届けました。最初は、初対面でお互いこわばった顔での挨拶や握手から始まったが、一緒に支援物資を柳田体育館に運び込み、作業をする中で徐々に笑顔が増えてきて、最後は同じロータリアンとしてがっしりと両手で握手をし再会を誓い、大阪中央RCと能都RCで支援物資の受領証を交わし、能登を後にしました。台北圓山RCからの遠く離れた支援から始まり、握手のできる距離で”力”をつなげた支援、これからも継続していきたいです。