国際ロータリー第2660地区 2024-2025年度(テスト)

活動報告

IM第4組ロータリーデー活動報告「日本の伝統芸能を後世に継承するために」(東大阪RC)

2024年02月13日 (火)

 2024年2月3日(土)14:00~16:30、シェラトン都ホテル大阪「浪速の間」にて当クラブがホストとなり、IM第4組11クラブと他29クラブから、地区役員をはじめロータリー学友やご家族など総勢255名の方にご参加頂きました。

 講演に先立ち第1部(開会式)は、延原ガバナーによる開会点鐘・主催者挨拶で始まり、「小学校以来の能鑑賞、新鮮な気持ちで、ロータリーらしく何かを学び得たい。」と話されました。次にホストクラブである東大阪ロータリークラブ川端会長より「日本の伝統芸能である能に造詣のない方との距離感を少しでも縮めたい。」と開催趣旨を述べられました。

 第2部(講演)では、能楽師(観世流シテ方)井上 裕久 氏による「繋ぐと言う事(世阿弥の言葉より)」をテーマに、650年間、一度も絶えることなく脈々と継承を続けている能について、わかりやすくご講演を頂きました。

 いよいよ第3部(能楽公演)では、迫力ある能楽を実際に披露して頂きました。華やかな装束と能面を身に付け“幽玄の美”を静と動のある「舞」や「謡」で表現された圧巻の舞台でした。演じるシテ方・ワキ方には後世に継承する小・中・高校生の演者や、囃子方も各々の役割を完璧にこなす伝統文化を目の当たりにし、大きな感銘を受けました。公演後は、多数の質問が寄せられ、一人ずつ丁寧に応答頂き、理解を深めることができました。能を始めとした伝統芸能は後世への継承が非常に困難な状況ですが、当講演および公演でロータリアンを始めロータリー学友(米山学友・奨学生、RAC、ROTEX、YE候補・来日生など)、ご家族の方々も、素晴らしき伝統芸能を知り、興味を持つ機会の一助になったのではないかと思います。

 第4部(閉会式)は、横田ガバナー補佐より謝辞および次年度ホストクラブを紹介頂きました。続いて、次年度ホストである八尾ロータリークラブの児林会長からご挨拶を、そして嶋田実行副委員長より閉会挨拶を頂き、延原ガバナーによる閉会点鐘で無事に会を終えることができました。

現在、当クラブHPでアーカイブ配信中です。
https://www.higashiosaka-rc.jp/