国際ロータリー第2660地区 2024-2025年度(テスト)

活動報告

講演会〚地球市民宣言』開催(箕面千里中央RC)

2022年12月21日 (水)

箕面千里中央ロータリークラブ主催講演会

12月3日(土曜日)千里ライフサイエンスビル5階の山村雄一記念大ホールで、サラヤ株式会社社長の更家悠介氏を迎えて職業奉仕委員会主催の講演会が午後2時より開催された。

講演会のテーマは「世界市民宣言」であった。当日は少し寒さがましたが、晴天で170名近くの方々がご出席くださった。
コロナの拡散が危ぶまれる中で検温、手指消毒を実施、感染防止を徹底した。この日は地区のガバナー宮里惟子氏が参加くだされ、RACのメンバー8人もローターアクター委員会の伊藤氏の付き添いで加わった。

私どものクラブは総勢18名の小規模クラブながら、会員のデザイナー制作のポスターはQRコードが記載され、これが集客に大いに役立った。内実は会員一人一人が知り合い、友人、家族、親戚に声をかけ、また職業奉仕の湯川委員長が近隣のロータリークラブにも参加を依頼し、協力頂いた。

7月1日の理事会でサラヤ株式会社社長の更家悠介氏に講演を依頼することに決め(サラヤは今年1000億円の売り上げを達成されている)、委員長の湯川会員が実行委員会を立ち上げ本年度の目玉の奉仕活動がスタートした。
講演はきっかり午後2時に始まり藤本幹事の司会で、先ず野村会長が更家社長との関係に触れ、開会の辞を述べた。その後箕面市長の挨拶があり、更家氏の講演が始まった。

講演主題とも関連し、混迷の世界をどう見るか更家氏は欧州の歴史を振り返りロシアのウクライナ侵攻にも少し触れられた。聴衆のお一人は世界の動きが良く理解できたと語られている。

その後サラヤ株式会社のヤシの実油洗剤の話からパーム油のためのプランテーション開発とボルネオ保全トラストの創設、生物多様性の意味、それにウガンダでの100万人の手洗い普及活動、手指消毒による妊婦の衛生意識改革を進め、多くの命を救う結果となり、創立70周年記念の「命をつなぐ学校」の創設に繋がった。「自然派のサラヤ」から「命をつなぐサラヤ」へと常に進化するサラヤを語られた。世界に9個の工場を持つ更家社長は将にグローバルな活動を益々加速されているように感じられた。若き日に米国カリフォルニア大学バークレイ校で衛生工学修士課程を修了されたご経験がご活躍の源泉であろう。

野村由紀子会員から花束の贈呈があり更家社長は6階の控室に座を移され、ここでRACのメンバーと懇談会を持たれた。一人一人質問に丁寧に答えられ「君たちは若いのだからもっと元気を出してほしい」と彼らを激励した。更家社長を囲み記念写真を撮影して、怒涛のような更家社長の熱意溢れる講演会は無事成功裏に終了した。