国際ロータリー第2660地区 2024-2025年度(テスト)

活動報告

第27回 留学生による日本語作文コンクール 表彰式(大阪鶴見RC)

2021年03月30日 (火)

 2021年3月4日(木)、大阪日本語教育センターにて、先生がたのご協力のもと、大阪鶴見ロータリークラブ主催の第27回日本語作文コンクール表彰式が開催されました。

 このコンクールは1989年2月、当クラブがRI第2660地区のインターシティ・ゼネラル・ フォーラム(IGF,現IM)第6組の主催クラブとなった時に端を発します。「留学生問題を考える」をテーマに、基調講演に続いて、関西5大学及び関西国際学友会日本語学校(現大阪日本語教育センター)の男女計35名の留学生を囲むバズセッションを13クラブ約300人のロータリアンと開催いたしました。

 このIGFが契機となり、同年7月「外国人に対する日本語教育の振興による国際的相互理解の推進」を目的とした、創立5周年記念事業「国際交流基金」が設立されました。そして創立10周年を迎えた1994年、基金の利息と年度内の募金を原資に、第1回日本語作文コンクールが開始されたのです。

 このコンクールへの応募資格は大阪日本語教育センターの留学生に限られます。初級、中級、上級にクラス分けをし、作文のテーマは自由、原稿は自作かつ自筆で未発表のものとされております。

 今回ご参加いただきました人数は初級31名、中級21名、上級26名、合計78名でした。その中から、初級6名、中級4名、上級3名の表彰が行われました。最優秀受賞者は、ミャンマーからの留学生、「ボン・テェザー・チョー」さんでした。
作品はいずれも秀逸で、文字も美しく、日本人の私たちが、大きな感銘を受け、思わず涙ぐむものさえあります。歴代の受賞者及び受賞作品は、当クラブのホームページに掲載されております。ご覧いただければ幸いです。