ガバナー紹介
ごあいさつ
国際ロータリー第2660地区ガバナー 山本 博史
今年度、第2660地区ガバナーを努めさせて頂きます大阪南RCの山本 博史です。伝統と実績を誇り、今なおバランスのとれた活発な活動を続ける当地区のガバナーを拝命する事は身に余る光栄であり、パスト・ガバナーを始め、諸先輩が築いてこられた当地区を一層発展させるため、全力で努力する覚悟です。
さて、2018-19年度RI会長はバハマ・ニュープロビデンス島のイーストナッソー(East Nassau) RCのバリー・ラシン氏です。フロリダ大学で保健・病院運営のMBAを取得されたのち、医療機関の院長を長年お努めになられました。医療関係の様々な団体の理事・委員長も経験されています。 ロータリーではRIの数々の要職を歴任され、ロータリー最高の賞である「RI超我の奉仕賞」のほか、2010年ハイチ地震後のロータリーによる災害救援活動を統率した事により、多くの人道賞を受賞しておられます。ちなみに、今年度RIのシンボルマークはカリブの海と空を表し、海を通して世界は隣人であるともおっしゃっていました。 2018年の国際協議会の第一日目の本会議では、会長テーマについて自らの体験を通した思いを情緒的に語られ、「BE THE INSPIRATION ~インスピレーションになろう~」と発表されました。
ご存知の通り、2017年のRI理事会でロータリーのビジョン、「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。」が採択されました。
また、2016年規定審議会でRI戦略計画のテーマが「価値観を行動に」と定められました。
さらに、サンディエゴ国際協議会のプレゼンテーションや会場に掲げられていたキャッチフレーズが、TRANSFORM「変えていこう」、PEOPLE OF ACTION「世界を変える行動人」、CONNECT「ちからをつなごう」でありました。
そして、バリー・ラシン会長のテーマ「BE THE INSPIRATION ~インスピレーションになろう~」は、思いつきやひらめきといった意味ではなく、良い変化を生む為に人々が行動するその原動力になろうという事です。まわりに生気を、息吹きを吹き込む存在になって下さいという事です。
バリー・ラシン会長もスピーチの中で、「なぜならロータリーは夢想家ではなく、実行する人の集まりだからです。インスピレーションから始めて下さい。ロータリアンの心の奥にある、より良い世界への切望を呼び起して下さい。超我の奉仕からインスピレーションを得て下さい。そして、言葉で、行動で人々にインスピレーションを与えて下さい。インスピレーションになろう。」と述べておられます。どうかこのテーマをご理解頂き、それぞれのクラブの方針、活動の指針にして頂きますようお願い致します。
当地区におきましても、既にガバナー月信5月号で片山ガバナーが発表されているように、地区ビジョンが策定されました。重複致しますが、以下の通りですのでご確認下さい。
国際ロータリー第2660地区 地区ビジョン
- 私たち第2660地区はRIテーマを理解し、地域の特性にあった活動をすることにより具現化します。
- ロータリーの原点である親睦と職業奉仕を根幹とし、世界及び地域社会で良い変化を生み出します。
- それぞれが「魅力ある・元気ある・個性ある」クラブになる事を目指します。
地 区 中 期 5 ヶ 年 目 標(2017-18~2021-22年度)
1.クラブのサポートと強化
- 各クラブが将来のビジョンを持つように推奨します。
- クラブ会員基盤を強化します。
- 会員規模については地区で4,000名(純増82名×5ヶ年)を目指します。
年令・男女構成等の中期計画をもとに、会員維持、会員増強、クラブ拡大を支援します。
2.人道的奉仕の重点化と増加
- ニーズを把握し人々と共に手をつなぎ、成果の持続可能な奉仕を強化します。
- 財団補助金の利用実績50件を目指します。
- ロータリー財団及び米山記念奨学会への寄付を推進し、寄付ゼロクラブが無くなることを目指します。
3.公共イメージと認知度の向上
- ロータリーの奉仕活動によって感動と誇りを得、その魅力を周りの人々に伝えます。
- 地域社会に開かれたロータリー活動を実施し公共イメージ向上を推進します。
- IT化の推進をはかり、マイロータリーの登録率65%、クラブセントラルの活用率75%を目指します。
私は、バリー・ラシンRI会長のテーマと第2660地区ビジョンをふまえ、2018-19年度 第2660地区方針を以下の10項目とさせて頂きました。
- ①ポリオ撲滅への協力をお願い致します
- ②ロータリー賞の受賞を目指してください
- ③ロータリー財団と米山記念奨学会への協力をお願いします
- ④会員基盤を増強してください
- ⑤ロータリーのIT化への協力と公共イメージ向上へのチャレンジをお願いします
- ⑥戦略計画を活用し、クラブの中長期ビジョンを策定してください
- ⑦新IM内の親睦と情報交換を推進してください
- ⑧ハンブルク国際大会、地区大会、地区事業への積極的参加をお願いします
- ⑨ロータリーデーにご参加ください
- ⑩地区のスリム化、効率化、運営の合理化、財務ルールの徹底を致します
「主体はクラブ」「クラブが主役」の考え方のもと、ガバナーとして1年間活動して参りますので、何卒皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、地区内全クラブの益々のご隆盛とロータリアン各位のご健勝を祈念申し上げます。
山本 博史 会員履歴
氏名 | 山本 博史(Yamamoto Hiroshi) |
生年月日 | 1953 年(昭和 28 年)9月14日 |
大阪南RC入会日 | 1988 年(昭和 63 年)6月7日 |
職業分類 | 食品工業 |
勤務先 | 株式会社小倉屋山本 |
役職 | 代表取締役社長 |
所在地 | 大阪市中央区南船場4丁目10番26号 |
経歴 |
1977 年 慶應義塾大学経済学部 卒業 同 株式会社第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行 1981 年 株式会社小倉屋山本 代表取締役社長 2017 年 現在に至る |
ロータリー歴 |
1988 年6月7日 大阪南ロータリークラブ入会 2000~2001 年度 幹事 2008~2009 年度 副会長 2010~2011 年度 会長エレクト 2011~2012 年度 会長 2012~2013 年度 直前会長 2013~2014 年度 会員選考委員長 |
RI第2660地区 |
2005~2006 年度 地区幹事 2006~2007 年度 地区代表幹事 2007~2008 年度 財団奨学金・学友委員 2012~2013 年度 財団FVP委員 2013~2014 年度 ロータリー財団地区補助金・グローバル補助金担当グループ委員 2014~2015 年度 財団補助金小委員会 地区補助金・グローバル補助金担当グループ委員 2015~2016 年度 ロータリー財団委員会 資金管理小委員会 委員長 |
その他 |
ロータリー財団 メジャードナー ロータリー財団 ベネファクター ロータリー財団 ポール・ハリス・ソサエティ ロータリー米山記念奨学会 米山功労者 マルチプル |
賞罰 | 2005 年 5 月 産業功労賞 受賞 |